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シフクノジカン 清水くるみ × 〈THE THEATRE TABLE〉の若鶏のモッツアレラ焼き 春の香草マリネ ~トマトとバジルのソース~と焼きパンナコッタ

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Interview2025.04.30
シフクノジカン 清水くるみ × 〈THE THEATRE TABLE〉の若鶏のモッツアレラ焼き 春の香草マリネ ~トマトとバジルのソース~と焼きパンナコッタ
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Interview2025.04.30
シフクノジカン 清水くるみ × 〈THE THEATRE TABLE〉の若鶏のモッツアレラ焼き 春の香草マリネ ~トマトとバジルのソース~と焼きパンナコッタ
渋谷ヒカリエのカフェ&レストランの店舗や食を紹介する連載「シフクノジカン」。“いつも頑張っている自分へのご褒美”“渋谷ヒカリエで美味しい料理を食べ、心も体もリフレッシュ”をテーマにお届けします。第8回目のご登場となるのは、女優の清水くるみさん。明るくキュートな笑顔と元気な雰囲気が魅力の彼女が選んだ料理とは・・・?
Editor:
(株)アミューズコミュニケーションデザイン

美味しいご飯が大好きだという清水さん。そんな中でも、“ご褒美”ご飯はエネルギー源として欠かせないのだそう。

――今回は、「THE THEATRE TABLE」さんで、若鶏のモッツアレラ焼き 春の香草マリネ ~トマトとバジルのソース~、焼きパンナコッタをご賞味いただきました。こちらは、本場ミラノの伝統料理を現代の東京に合わせてアレンジした、本格的で新しいスタイルのイタリアンを提供しています。
まず、メインのお料理を食べた感想はいかがですか?

とにかくお肉が本当に柔らかくて、とても美味しかったです。お肉の上にかかったチーズのまろやかさと、トマトの酸味、あとバルサミコ酢が合わさって、くどくない料理に仕上がっていると思いました。パクパクと進んで、あっという間に完食しちゃいました(笑)。何より、私今グルテンフリーをしているのですが(※取材当時)、こちらではメニューに小麦や卵を使用~などちゃんと書かれていたので、それもすごく親切だなって。あとソフトドリンクバーからダージリンティーを選んだのですが、それも料理に抜群に合っていました。

――使用している素材等が書かれているのは、グルテンフリーしている方にとって嬉しいですよね。

はい。しっかり対応されていて、安心して食べられましたね。グルテンフリーでも、お肉のパサつきはまったく感じられないし、とても柔らかくて感動しました!

――では、デザートの「焼きパンナコッタ」はいかがでしたか?

焼いているパンナコッタは初めて食べましたが、温かいかと思ったら冷たくて、不思議な感じでした。表面のパリパリした食感のところと、その下のとろとろした部分が程よくて…。ソースは苦味があるので、そこが大人なデザート感もあり…。甘いブリュレ部分がなめらかな口どけで、とても濃厚なのが絶妙なバランスでしたね。実はこれもグルテンフリーなんですよ。最近、ヨーグルトとプリンしか食べられないので、普通に嬉しかったです(笑)。こちらは、ホットコーヒーにとても合います。

――ランチではドリンク以外にサラダブッフェもついていて、人気だそうです。

サラダブッフェもとても美味しかったです。私、色がピンク色のポテトサラダって初めて食べました。味はちゃんとポテトサラダなのですが、ビーツもしっかり存在しているんです。ビーツの香りはほんのりなのに、すごくビーツを感じたし、もしかしたらビーツが苦手な人でも、これなら食べられるかもしれません。全体的にボリューミーなので、サラダブッフェでお腹いっぱいになっちゃいそうですね(笑)。

――では企画のテーマでもある“ご褒美”についてお伺いします。「いつも頑張っている自分へのご褒美」ということで、清水さんが自分にご褒美をあげたいと思うときは、どんな時ですか?

ひと仕事を終えた時などですかね。私、比較的すぐ自分にご褒美をあげちゃうタイプなんです。仕事の待ち時間や空いた時間にネットで検索したりして、欲しい服やアクセサリーを見つけることが多いですね。それで、「この仕事(作品)終わったら、ご褒美に買おう」って決めて、買ったりしています。やっぱり、自分のエネルギーになるというか。もともとファッションが好きなので、身に着けるものを探して、次も頑張ろうという気持ちになります。

――ちなみに…清水さんにとっての“ご褒美ご飯”はありますか?

超定番になるかもしれませんが、焼肉かお寿司ですかね。あと、北京ダックも大好き。なんかこの並びを聞くと、食べることが大好きな感じがしますね(笑)。焼肉は、お肉が好きだからという理由ですが最近、脂身はあまり食べられなくなってきたので、カルビはあまり食べないかもしれません。割とあっさりめのお肉を選ぶことが多いです。でも、北京ダックの脂っぽい感じは大丈夫なんですよね。お寿司は、カンパチやエンガワ、あとウニも好きですが、基本は旬のものが好きです。

――ご褒美をあげるとして、“食”以外なら、ご自分にどんな“ご褒美”をあげますか?実際に自分にご褒美をあげた過去のエピソードなどがありましたら、教えてください。

アクセサリーを買いました。20代前半ぐらいの時に、すごく欲しい指輪があって、少しごつめのシルバーのアクセサリーで、それが限定品だったんですよ。偶然にもそれが作品が終わった後に発売されるものだったので、自分へのご褒美に買おうと思って。当時の自分には少し高かったのですが、それまであまりご褒美をあげていなかったこともあって、「頑張って買うか」みたいな感じでした。

――その指輪は今でも大事にされていますか?

買った時から本当にめちゃくちゃ大事にしていて、大切に使っていたんですよ。でも最近、道に落としちゃって。その時急いでいて、指輪をしたかったのですが「あとでしよう」と思って、ポケットに入れたんですよね。ポケットには携帯や他のものもまとめて入っていて、なぜか指輪だけ落としちゃって…。次の仕事場に着いたところで気づいて、移動の道中で落としたというのは分かっていたので、戻って必死に探しました。そしたら見つかったのですが、車に轢かれて、ぐちゃぐちゃになっていて…。「指輪ってこんなふうに曲がるの?」というほどに、変わり果てた姿になってしまってショックでしたが、長く使っていたし、傷もできたりしていたから、「また次も頑張って新しいものを買いなさいってことだな」と思って、そこはもう成仏させました。一応拾って持って帰って、スタッフさんやみんなに見せました(笑)。

――それは壮絶な別れでしたね(笑)

基本的には一つのものを長く使うタイプではありますが、欲しいものはあまり我慢せずに買って、その分頑張って働こうって思います。私は自分が身に着けるものに対してお金をかけたいタイプなので、例えば買いたいものがあるなら、「今月は外食を減らそう」とか、別部分に気を遣ったりしていますね。

渋谷ヒカリエは本当によく利用しています!

――こちらのインタビューですが、渋谷ヒカリエと渋谷、カルチャーにまつわる情報を届ける「HikarieTIMES」という Web マガジンに掲載予定です。なのでヒカリエに関することもお伺いしたいと思っております。清水さんは、ヒカリエでショッピング経験はありますか

もちろん、めちゃくちゃあります!よく行くのは「バースデイ・バー」と「トゥデイズスペシャル」ですね。あと、「ete(エテ)」にも行って、アクセサリーを買ったりします。行くと、お気に入りのものを見つけられるし、お店もたくさんある印象ですかね。それこそシアターオーブで舞台を観た後に、そのままショッピングして帰ったりもします。鑑賞後にエスカレーターで降りていくと、やっぱりちょっと見ていこうかな、となるんですよ。もちろん、ご飯を食べて帰ることもあります。

――ミュージカル界でも注目を集める清水さんですが、現在渋谷ヒカリエにある東急シアターオーブにて上演中の、ミュージカル『キンキーブーツ』にご出演されています。2016年の日本初演以来、日本でも多くのファンを持つブロードウェイミュージカルでもあり、また4回目の上演となる今回の公演では、メインキャストがほぼ一新される点でも大変注目されていますが、オーディションで出演が決まったということで、オーディションを受けることになったきっかけは何だったのでしょうか?その時のお気持ちも教えてください。

実は初演の時もオーディションを受けたんです。その頃は、初舞台『ロミオ&ジュリエット』に出演した後で、なんというかキレイなヒロインしか演じたことがなかったので、『キンキーブーツ』のローレンのオーディションは、美しいローレンを演じていたと思うんですよね。ソニンさんに決まったと聞いて、ローレンを観に行った時に、「あ~ここまで振り切る役だったんだ」「こういう役だったんだ、ローレンて」と、正解を知ったというか。10年前は、自分の力量的にも全然まだまだだったのだなと思いました。でも、この10年の時を経て、私自身もコメディー作品にチャレンジする機会が増えて、いざオーディションの話を聞いた時に、「今回はちゃんとチャレンジできるかも」と、ちゃんと役をつかみにいく気持ちで受けました。

――オーディションは緊張されましたか?

歌は録音して海外に送る流れだったので、何回か撮り直して良いものを準備できたのですが、お芝居のシーンは緊張しましたね。(日本版演出協力の)岸谷五朗さんの前で芝居するということで、私は初演から再々演まで『キンキブーツ』は全部観てきたので、ソニンさんのローレンのお芝居がとても印象に残っていて。また10年前とオーディションのシーンが一緒だったんですよ。覚えていた感覚もあったし、加えてこれまで観てきたソニンさんの芝居を思い出しつつ、自分に落とし込んで、自分なりにアレンジしてオーディションに臨めたとは思います。聞き覚えのあるセリフというか、言い慣れたセリフではありましたが、コメディーって“間”が大事だし、頭の中で計算しながら相手の芝居も受けてやらないといけなかったので、必死でした。良い緊張感を持ちながらできたし楽しめたので、自分的には(オーディション後)大丈夫かなと落ち着いていました。

――歌はいかがでしたか?

私自身、強みは歌じゃなくて芝居だと思っているんです。歌が自分的にはあまり得意じゃないので、芝居で戦うしかないなと。芝居の方でつかみ取っていかないといけないな、という気持ちの方が強くて、歌が録音で良かったなと思いました(笑)。オーディション会場で「歌ってください」となっていたら、たぶん緊張してうまくできなかったかもしれないので、その部分は良かったと思います。

――先ほどからお話に出ていますがローレンという役は、ソニンさんが演じてきた大役でもあります。演じるにあたり、どのようなローレンを作っていこうと思っていますか?役作りなどで何か参考にしている人やキャラクター、作品などは?

私、ソニンさんが演じる役の中でローレンがいちばん好きなんです。とてもリスペクトしているので、最初は恐れ多い気持ちがありました。自分の頭のどこかには絶対にソニンさんのローレンがあるから、それも参考にしながら、でも真似をするというよりは、新しいローレンを作っていかなきゃいけないと思って準備しています。それこそ普段の話し方のような部分では、自分的な要素を入れようかなって。でも歌が、特にソロで歌う曲が本当に難しいんです。ソニンさんは普通に歌っていたので、簡単に見えているかもしれませんが、本当に難しい曲で…。ローレンは感情がバンバン切り替わる子なので、色々と動きながら音程を外さずに歌うってめちゃくちゃ大変で、「すごいな~」って改めて尊敬しましたね。
あと韓国ドラマが好きで、舞台のキャラクター作りの参考にしたりするんです。今回は色々な要素を詰め込みたいと思っています。ローレンは、平凡というか野暮ったくて、決してかわいい女の子じゃないんですよね。でも、日本人が金髪のカツラをかぶってメイクして演じるとなると、やっぱりかわいくなっちゃうので、姿勢を猫背に変えるところから気を遣っています。あと動きも、変すぎずに馴染むくらいの、ちょっとなんか様子のおかしい人いるな~みたいにしなくちゃいけないなと(笑)。だから、そういう意味では、韓国ドラマに出てくるキャラクターたちって面白いキャラが多いので参考にしています。

――ちなみにソニンさんから何かアドバイスなどはありましたか

役が決まった時に、ソニンさんとたまたまお茶をさせてもらったことがあって。その時に「ローレンやります」って話したら、「ピッタリだよ」って言っていただけたので、嬉しかったですね。『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』でご一緒させていただいた時から、ソニンさんのことをニンニン先輩と呼ばせていただいています!

――なかなかお休みがないと思いますが、清水さんのリフレッシュ方法はありますか?

今はあまり見れていないのですが、韓国ドラマはよく見ます。最近では、『遊んでくれる彼女』や『誘拐の日』を見ました。ラブコメも好きですが、ヒューマンドラマのようなジャンルが好きですね。日本でリメイクすると面白そうだなと思う作品もいくつかあって、『ウラチャチャ My Love』というコメディーは本当に楽しいです。私はお腹を抱えて笑っちゃって、ありそうでない非リアル感が絶妙なんですよ。あと、恋愛リアリティショー系も見たりしています。でも最近は休みがあったら、メンテナンスに行ったり、友だちと会ったりしてリフレッシュすることが多いかもしれません。

――新たな『キンキーブーツ』の鑑賞を楽しみに待つ方々へ、作品・ローレンに対する見どころを教えてください。

『キンキーブーツ』はポスターなどを見ると、すごく華やかなミュージカルに見えると思いますが、蓋を開けてみたら普通の、本当に田舎町の倒産間近の靴工場の物語です。その華やかさとのギャップもすごくあるし、伝えたいメッセージ性や今この現代社会の問題などを比較的ポップに、でもしっかり伝える作品になっていると思います。そして今回はダブルキャストなので、どの組み合わせでも面白いと思うし、相手が変わるとこれだけ芝居も変わるんだということが、観客の皆さんにも伝わると思いますね。
そして、『キンキーブーツ』を観終わった後は、ヒカリエの「THE THEATRE TABLE」で美味しいご飯を食べて、その後に買い物をしたり、ヒカリエで1日過ごすのもおすすめですよ。

――最後に、この記事をご覧になっている方(日々を頑張っている方)へのメッセージをお願いします。

自分を鼓舞しながら、日々頑張っていきましょう!私も頑張ります!

<衣装協力> MAISON SPECIAL

Profile

清水くるみ    しみずくるみ/1994年7月16日生まれ、愛知県出身。

2007年開催の「アミューズ30周年全国オーディション」で、65,368人の応募の中からグランプリを獲得してデビュー。以降、ドラマや映画など多くの作品に出演し存在感を示す。主な出演作に、映画:『桐島、部活やめるってよ』『ジンクス!!!』『わたし達はおとな』『最後まで行く』、ドラマ:『Dearママ』『持続可能な恋ですか?』『親友は悪女』『ブギウギ』、舞台:『ロミオ&ジュリエット』『ヘアスプレー』『マリー・キュリー』『月とシネマ2023』『東京輪舞』などに出演。4月より東急シアターオーブにて上演の『キンキーブーツ』に出演。

清水くるみ|アミューズWEBサイト

<LUNCH SET>
■MAIN:若鶏のモッツアレラ焼き 春の香草マリネ ~トマトとバジルのソース~   3,300円

表面をカリっと焼き上げた若鶏にモッツアレラチーズを乗せ、セリやピサンリ(食用タンポポの葉)、かぶの葉など香草のマリネと合わせた春らしい一品。

■DOLCE : 焼きパンナコッタ LUNCH SET +300円

爽やかな柑橘と芳醇なバニラの香りのパンナコッタ。
香ばしさと滑らかさが絶妙に調和した一味違うシアターテーブルだけの一皿。

店舗情報

THE THEATRE TABLE
■11F
■03-3486-8411

カジュアルイタリアンダイニング。昔からあるダイニングのような懐かしさ、天高6mの開放的な店内、広々としたBOX席や、夜景を一望できるソファー席のテラスなど、どの席も特別感たっぷり。様々なシーンで活用できるうえ、本格的なミラノ料理が楽しめると人気です。

店舗情報へ

『シフクノジカン』(Shifuku No Jikan) とは…

いつも頑張っている自分へのご褒美。
美味しいお料理を食べ、心も体もリフレッシュして頂こうという企画です。 『シフクノジカン』は個人の価値観やライフスタイルによって異なりますが、共通しているのは「心が満たされ、幸せを強く感じる瞬間」であるということ。 幸せを感じる瞬間を、著名人の方々にご自身のエピソードを交えて語って頂く連載企画です。

photo:Hiroyuki Fujiki  styling:Mizuki Iri  hair & make:RYO  text:Misaki Ito

*2025年4月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます
*営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。