
会場に入る前からワクワク!カメレオンさん登場
「わあ、カメレオンが光ってる〜!」
色とりどりに輝くカメレオンに大喜び!
実はこのカメレオン、レオーニの絵本『じぶんだけのいろ』に登場するキャラクターなんです。
会場に一歩足を踏み入れると、迎えてくれるのはレオ・レオーニさんの大きな肖像。
49歳で初めて絵本づくりを始めたレオさん。
「お孫ちゃんのために始めたんだって!」とまおさんが教えると
「じいじすごいね!」と、キノちゃんもにっこり返していました。
第1章と第2章
絵本の「つくりかた」と「ものがたり」にふれる
展示が始まると、そこはまるで絵本の世界を歩いているかのような空間。
壁いっぱいに並んだ原画やスケッチに、キノちゃんとまおさんも夢中で見入っていました。
水彩、フロッタージュ、コラージュ──
さまざまな技法で描かれたページは、それぞれ質感も色合いも異なり、一枚一枚に独自の味わいがあります。
「きれいな色だね」「カエルさんが好き!」
と、ふたりの会話も自然と弾みます。
「どの部分が手ちぎりかな?」
などのコメントが作品のそばに添えられていて、レオさんがどんなふうに形や色を組み合わせて物語をつくっていったのか、想像をめぐらせながら鑑賞できるのもこの展示の魅力。
技法だけでなく、「どんな気持ちで描いていたんだろう?」とレオさんの心の動きにまで思いを馳せたくなるような、あたたかな息づかいが伝わってくるセクションです。
第3章
レオ・レオリウムへようこそ!
空想の庭で、影と遊ぶ
円形スクリーンに囲まれた「空想の庭」。
ここは、レオさんの頭の中を空想しながら、映像の世界を楽しめる不思議な場所です。
スクリーンには自分たちの影が映り込み、まるで親子で絵本の中に入り込んだような感覚に。
フレデリックや草花と一緒に動いているような、不思議な一体感があります。
中央には、レオさんが暮らしていたイタリア・オスカーノの風景を再現したジオラマも。
アトリエの一部や、フレデリックがひょっこり顔を出すギミックなど、細部にまで遊び心があふれています。
「このボタンは何かな?」と仕掛けを探したり、次々に変わるキャラクターを追いかけたり。
気がつけば、20分以上も夢中で過ごしていました。
地面に広がる石のお魚と追いかけっこ!
この不思議な生きもの、これは石なんです。レオさんは幼い頃から石が大好きでした。
「おさかな!こっち!」と走って追いかけるキノちゃん。
足元の映像に夢中になりながら、まるで水の中にいるような時間を楽しみました。
壁面にはなにやらお話をしているお月さまがひそひそとお話。何をささやいているのかな?
音がひびく、きのこの森
このきのこは、レオの絵本「シオドアとものいうきのこ」から飛び出した青いきのこ達。
きのこの裏から、なにやら音がしてきます。
「どこから聞こえるの?」「あっちにもあるよ!」と、キノちゃんは耳を澄ませて大はしゃぎ。
実は、きのこから聞こえているのは「クィルプ」という鳴き声だそう。どんな意味なんでしょうね。
レオの技法を体験しよう!親子で楽しめるワークショップ
テーブルの上にあるのは、畳や石などさまざまな素材の板と紙。
上に紙を置いて、クレヨンでこすると…不思議な模様が浮かび上がってきます!
「色んな色で書いちゃおう」
「これチョウチョにしようかな」
完成した作品は、会場の壁に貼ってみんなのアートとして展示されます。まおさんに抱っこしてもらいながら、キノちゃんも作品を高いところにぺたり。
心に響く、問い、言葉たちがずらり
会場のあちこちに、レオ・レオーニの絵本から生まれた印象的な言葉たちが、そっと置かれています。
作品のそば、展示パネルの裏、思いがけない場所にふいに現れることばたち。
「はなしあいに ておくれは ないよ」
「むこうがわを みなくちゃ だめだよ」
短く、やさしいその一文が、ふと胸の奥に残ります。
翻訳は詩人・谷川俊太郎さん。だからこそ、子どもだけでなく、大人の心にも静かに語りかけてくるのかもしれません。
「これってどういう意味かな?」と、まおさんに問いかけるキノちゃん。
答えを急がず、一緒にその前で立ち止まる——
そんな時間こそが、この展示で過ごすいちばん贅沢なひとときでした。
会場の最後は、スイミーの大型スクリーン
会場の最後には、全長40メートルの蒔絵になった大きなスクリーンに『スイミー』が登場。
小さいころから寝る前に読んでいた絵本のスイミーの登場!
思わず一人で駆け出し、「ねえ!スイミーがいたよ!ここだよ!」とぴょんぴょん跳ねて大喜び。
最後の最後まで、親子で絵本の世界にひたれる大満足の演出でした。
会場を出てからも楽しいフォトスポット
絵本コーナーにグッズコーナー!
会場の外も、まだまだ楽しめるコーナーがいろいろ。
スイミーになりきって写真が撮れるフォトスポット、絵本を自由に読める読み聞かせスペース、そして最後にはグッズ販売コーナー!この展覧会限定の商品もありましたよ。
お土産で買ってもらったフレデリックのぬいぐるみを手に、 「また来たい!!」と笑顔で会場をあとにしました。
※絵本コーナー、フォトスポット、グッズ売り場は、ご入場日の展覧会チケットをお持ちの方のみご入場いただけます。
※2025.7月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
※営業時間については、渋谷ヒカリエおよび展覧会公式ホームページでご確認ください。
※価格はすべて税込表記です。
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