渋谷ヒカリエ10周年特別連載『これがわたしのしあわせのヒント』藤原麻里菜編

渋谷ヒカリエ10周年特別連載『これがわたしのしあわせのヒント』藤原麻里菜編
独特な感性と目線で営む「無駄づくり」が話題を呼んでいる藤原麻里菜さんに、日々を豊かに生きるための秘訣を伺いました。しあわせのヒントがきっと見つかります。
―― 日々を自分らしく楽しく生きるために、意識していることはありますか?
藤原 いつも新しいワクワクするアイディアを考えるようにしています。そのために、あまり忙しくさせずに、余計などうでもいいことをボーッと考える隙を生活の中に作るようにしています。人に楽しくしてもらうよりかは、自分で自分のことを楽しくできるように心がけています。頭の中で完結する遊びを作ってみたり。そういう日常を過ごすのが好きです。

―― 無駄づくりのポイントは?また、これからどんな無駄づくりをしていきたいと考えていらっしゃいますか?
藤原 「無駄づくり」として頭の中にあるアイディアを形にすることを始めてから、なんだか自分にも他のものにも寛容になりました。自分の周りを大好きな無駄でいっぱいにすることって、他のものを容認する寛容さにつながるんじゃないかなって思っています。これからも自分が楽しくなるようなものを作っていきたいですし、作りながら「無駄とはなにか」をたくさん考えていきたいですね。

―― 無駄づくりに出会っていなかったら今何をしていたと思いますか?
藤原 あまり考えたことがないのですが、もし今からなんでもできるとしたら、ずーっと勉強と研究をしていたいです。哲学や歴史に興味があるので、その分野の中で自分の興味のあることをずっと勉強し続ける生活をしていたらいいなと思います。あとは居酒屋でバイトしていたときが一番輝いていたので、居酒屋のバイトで天下を取りたいですね。
―― 藤原さんにとっての「無駄」を教えてください
藤原 人間のまわりにふわふわとあるものです。エアクッションのように、なにかが衝突してきたときに、きっと無駄が守ってくれるんじゃないかなと思います。だから、排除をしすぎるときっと息苦しくなってしまうと思うんです。なので私は無駄なものを作るし、社会にも無駄が必要だと思っています。いっぱい無駄遣いしちゃいましょう。

―― 渋谷ヒカリエに来館されたことはありますか?
藤原 渋谷に行くと、渋谷ヒカリエに寄ることが多いです。クリエイティブスペース8/(8F)に行ってギャラリーを覗いたりして新しい物に出会うのが好きです。新しい物と出会った後は、いつも使っている好きなデイリリー(2F)の薬膳茶などを買いに行ったりしますね。あとは、何を買うでもなくボーッと物を見る時間がかなり好きなので、時間が空いたらいつもぼんやりとウィンドウショッピングしています。衝動買いしちゃうことのほうが多いですが。
―― ご協力、ありがとうございました。

Instagram @mudazukuri
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※2022年3月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
※営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。