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Column2021.11.11

松本まりかの
「渋谷」、
「渋谷ヒカリエ」、
「私」。【後編】

Column2021.11.11

松本まりかの
「渋谷」、
「渋谷ヒカリエ」、
「私」。【後編】

小さいころから意外な理由で渋谷に行っていたという松本さん。最近また渋谷に通うようになった、という彼女の変化、そして渋谷という街の変化とは。
Editor:
Tomoko Kurose

松本まりか
まつもと・まりか/女優。中学生のころから女優として活動。2018年に出演した「ホリデイラブ」にて注目を浴びる。
Instagram @marika_matsumoto
Twitter @marika_2000

前編の記事はこちらから

渋谷は変化の街。
新しいファッションや文化が次々と登場するように、渋谷も変わり続けます。特にここ数年の駅周辺の変わり様には驚きます。渋谷ストリームや渋谷スクランブルスクエアができ、MIYASHITA PARKも新しくなりました。でも、そのさきがけだったのが渋谷ヒカリエだと思います。

私はそれ以前の渋谷もよく知っています。
渋谷ヒカリエができる前の建物(東急文化会館)には「パンテオン」が入っていました。私は「パンテオン」が何かは知らなかったのですが、「パンテオン」の存在は知っていました。なぜかといえば、ドラマの撮影の集合場所が「パンテオン前」だったからです。
そこからロケバスに乗り、撮影現場に向かっていました。ですから、子どものころの渋谷東口の記憶は、薄暗い早朝の灰色のイメージ。昭和の香りの残る古い建物が並び、人通りも少なく、ちょっと怖かった。

考えてみると、渋谷には縁がありました。
私の女優デビューはNHKの「六番目の小夜子」というドラマでした。中学校の文化祭が舞台の物語で、鈴木杏ちゃんや栗山千明ちゃん、山田孝之くん、勝地涼くん、山崎育三郎くんら、同世代の子がたくさん出演していました。当時、私は15歳。撮影期間中はほぼ毎日、NHKのスタジオに通いました。そして、帰りはみんなでセンター街のカラオケに寄ったり、プリクラを撮ったりして遊んでいた。今にして思えば、渋谷は青春の通学路?(笑) 学生らしい遊びをした最後の記憶のようにも思えます。 

さらに遡ると、デビュー前の13、14歳ごろ、雑誌の読者モデルをしていたので、学校のない日に公園通りで、撮影をしていました。
私の家は新宿に近いエリアだったので、家族と出かける街は新宿でした。ですから、渋谷は家族の目を離れて、友達と行く街。新宿から、山手線でたった7分の距離ですが、大人の入口のように感じられて、ドキドキしながら渋谷駅に降り立っていました。

正直なことをいうと、私は渋谷はあまり好きではありませんでした。
ちょっと“悪(ワル)”なイメージがあったんです。雑多で、喧騒にまみれていて。17歳くらいになると、「渋谷はもう卒業」という気持ちになり、代官山などほかの街に興味が向くようになりました。

けれども、渋谷ヒカリエができたことで、渋谷は洗練された大人の街に激変しました。そして、私は渋谷に帰ってきました(笑)。
渋谷ヒカリエの登場は衝撃的でした。駅に直結していて、乗り換えの間にちょっと寄れる便の良さ。
私は渋谷ヒカリエに行くと、必ず地下のフードフロアに寄ります。なかでもお気に入りなのが地下2階の〈FAR EAST BAZAAR〉です。世界から集めた無農薬、化学肥料不使用のドライフルーツやナッツ、スムージーやジェラート、パフェなど、たくさんの商品があります。どれも添加物がなく、ジェラートはお砂糖ではなく花蜜糖を使っているので、ギルティフリーなんです。しかもおいしい。 〈つけにく麹屋〉も渋谷ヒカリエで出会いました。できたての唐揚げが絶品。明日は撮影だからお肉は控えたほうがいいかな、と思いながらも買ってしまいます (笑)。

そして、最後に寄るのが〈Hibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエShinQs店〉です。私はお花の定額制アプリを利用しているので、この店で活用させてもらっています。おすすめの花を教えていただくなど、店員さんと相談しながら買うのが楽しいです。最近、私はかわいい花瓶を集めており、それに合わせて、自分が思うままに、楽しく花を生けることに夢中になっています。

いまはなかなかゆっくりレストランフロアで食事はできませんが、行ってみたいのは〈モダンメキシカン マヤルス〉。体によい、美味しい食事を提供してくれそうです。〈ベジ串 創作おでん ぬる燗佐藤〉も気になります。六本木店に連れて行っていただいたことがありますが、渋谷ヒカリエ店はリーズナブルなようですね。

いまでは、渋谷はよく行く街になりました。
ここまで大きく渋谷を変えようとされた方がいたということにまず驚きます。どのくらい前から計画されていたのでしょうか。
渋谷をより良い街にしようと考えてくださった方々に感謝をしつつ、そのバトンを次につなげていかなければいけない気がしています。
「楽しい」や「おいしい」をただ享受するのではなく、自分の感性や頭や身体を使って、何かしら社会に還元できたら。街や世界が少しでも良くなるようなことを考えていける人になれたらと思います。なんだか大きな話になってしまいましたね(笑)。

Text : Tomoko Kurose

オープン当初から大ファンで通い続けている唯一のお店、〈FAR EAST BAZZAR〉にて、ジェラートをいただきました。ここのお菓子、ジュース、アイスのお砂糖は全て花蜜糖。これがギルティフリーなうえに美味しくて、しょっちゅう食べています! 
美容や体調、またお子さんに気遣うお菓子を扱うお店として、とても信頼を寄せています。今の時期だと、贅沢かつこだわりのシュトーレンはマストバイです。
店舗情報

FAR EAST BAZZAR(ファーイーストバザール)

■03-6434-1511
■B2

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〈Hibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエShinQs店〉は地下鉄に一番近い出口のそばにあるので、すべての買い物を済ませた後、立ち寄ってお花を買うのがルーティンに。
この日はお店の方とおしゃべりしながら、選んで作った花束を買って帰ることにしました。帰り道の足取りをウキウキしたものにしてくれます。
店舗情報

Hibiya-Kadan Style 渋谷ヒカリエShinQs店(ヒビヤカダン スタイル)

■03-6434-1736
■B3

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なんと、先日、念願だった〈モダンメキシカン マヤルス〉にお邪魔できました! いただいたのは、メキシコの人気料理「エンチラーダ」。牛スジの煮込みのホロホロ具合や味付けの美味しさはもちろんのこと、印象に残ったのは、ごく控えめながら抜群に美味しいパプリカソース。このソース始め、温玉、チーズ、お肉、トルティーヤのマリアージュこそがマヤルスだけのオリジナリティだと思いました。そして、スープもとても美味しかったです!
店舗情報

モダンメキシカン マヤルス

■03-6803-8977
■7F

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*2021年11月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
*営業時間については、渋谷ヒカリエホームページでご確認ください。
*価格はすべて税込表記です。