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Column2021.12.02

渋谷で50年以上!
スナック〈最上〉のとし江ママが教えてくれた渋谷の魅力とは?

Column2021.12.02

渋谷で50年以上!
スナック〈最上〉のとし江ママが教えてくれた渋谷の魅力とは?

数々のスナックママ&マスターが登場してきたHanako本誌の密かな人気連載企画『スナック女の人生劇場』。今回は『Hikarie Entertainment TIMES』の出張版!渋谷で50年以上の大ベテランママが登場です。
Editor:
Hanako編集部
とし江ママ
スナック〈最上〉ママ
■ママ歴:50年
■血液型:A型
■干支:ヒミツ
■星座:山羊座
■趣味:旅行、演劇、パチンコ
■歌ってほしい曲:中西保志『最後の雨』
■好きな男性のタイプ:渡哲也

ママからの御言葉
挨拶は人柄を映す鏡

28歳で水商売を始めてから、場所はずっと渋谷。もともと事務職のOLをやっていたんですが、当時の彼に「サパークラブを出すからママやってくれ」と頼まれて夜の世界へ。お酒も飲めなかったし、頼りないママでしたけど、店で働く年上のお姉さん達に水商売のイロハを教えてもらって。いい人達に恵まれたおかげで続けられました。

生バンド演奏でカラオケが歌えるような大箱を経営していましたが、夫が病気になり、「僕がいなくなったら小さなお店にしなさい」と遺言を遺して亡くなり…。それで今のお店に移転して7年。以前と違って、若いお客さんや女性のお客さんもちらほら来ていただくようになりました。若い人は基本的にみんな優しいですね。「お母さん、お母さん」って、そう慕ってくれるのが嬉しいわ。

50年近くいろんな男性を見てきたし、いろんな女性を雇ってきたから、30分も話せば相手がどんな人なのかわかります。だからなのか、「ママに会わせたい」とお客さんが恋人を連れてくるケースも多いんです。そういう時、私がチェックするのは“挨拶”。「ごちそうさまでした」「ありがと、じゃあな」でも何でもいい。特に最後の挨拶が肝心ね。そこに人柄が表れます。挨拶ができない人は、仕事もできないし何をやってもだめ。外ではどんなに取り繕えても、お酒飲んでリラックスできる場所ではその人の素が出ますから。

お店に立つときはいつも、髪だけはきちんとするように心がけています。顔は直せないけど、髪は綺麗にできるでしょ。髪って絵に例えると額縁なんです。額縁がよくないといい絵が引き立たないのと同じ。綺麗にしていると、やっぱり気分がいいですもの。

ママにとっての渋谷とは?
老若男女が交流できる街

老舗の居酒屋なんかでも、おじいちゃんが黙々と飲んでいる横で若者が飲んでいたり、そういう風景が増えましたね。昔はそんな場所で騒いだら「うるさい!」と一喝されたもの。けれど今は、若い人が「すみません」と謝れば、「いいんだよ」と笑顔で返してくれる。お店の先輩方が、優しく受け入れているように感じます。

スナックにしても同じ。お互い心地のいい場所で、楽しく過ごせたらいいですよね。

今回のお菓子
「喫茶店に恋して。ティラミスショコラサンド」

チョコのまろやかさが最高ね。パッケージもお洒落です。

今回のお店〈最上〉

セット料金4,000円でハウスボトル飲み放題。カラオケ無料。
■東京都渋谷区道玄坂2-16-19都路ビル4F
■03-3464-6206
■19:00〜翌2:00 日休
■14席 全面喫煙可

Photo : Shu Yamamoto  text : Ayano Sakai

*2021年10月現在の情報です。内容など変更になる場合がございます。
*価格はすべて税込表記です。