「日本の美味しさ簡単レシピ」とは?
お土産でもらった瓶詰、旅先で買ったご飯のお供…。そんな〝ストックフード”、美味しく生かしてみませんか。人気料理家がひと手間加えるレシピを提案すれば、立派&新鮮な一皿に早変わり。プロならではのテクニック、調理のポイントなども解説します!
今回の料理家は…
今回使う食材はコレ!
本場仙台の行列店の味が堪能できる、牛たん専門店〈牛たん炭焼 利久〉。お店で販売されている「牛たん茶漬け」(100g 701円税込み)は、粗挽きの牛たんと刻み青唐辛子をもろみ味噌で味付けしたご飯のお供。お茶漬けはもちろん、麺やパスタにのせたり、おにぎりの具として活用するのもおすすめです。常温保存のため、贈り物にもぴったり。
アレンジレシピ①「牛たん白黒ごまちくわ天のぶっかけうどん」
■材料(1人分)
牛たん茶漬け…15g
長ねぎ…1/6本
大根…1/8本
すだち…1/2個
生うどん…1玉
天ぷら粉…25g
ちくわ…1本
サラダ油…適量
大葉…1枚
白ごま…小さじ2
黒ごま…小さじ2
みりん…大さじ1
酒…大さじ1/2
だし醤油…70mL
■作り方
1.長ねぎは小口切りにし、ざるに入れて水にさらす。大根はすりおろして水気を切る。すだちは一口大に切る。
2.生うどんを茹でて、用意しておいた冷水でしめる。
3.ボウルに天ぷら粉と水を入れ、よく混ぜる。
4.ちくわの穴に牛たん茶漬けをつめる。フライパンに底2cm程度のサラダ油をひいたら、大葉の片面に3をつけ、中火で約10秒揚げる。残った3に白ごま、黒ごまを入れ混ぜたら、ちくわにたっぷりつけて同様に揚げる。
5.鍋にみりん、酒を入れ強火で沸騰させたら火を止める。ボウルにうつし、氷水200mL(分量外)、だし醤油を加えて混ぜ合わせる。
6.うつわに盛ったうどんに5を流し入れたら大葉とちくわをのせ、水を切った長ねぎと大根、すだちをトッピングしたら完成。
Point!
ぶっかけうどんにちくわと大葉の天ぷらがのった、夏らしい一品。カジュアルなイメージのちくわは、牛たん茶漬けをプラスすると一気にグレードアップした味に! 「天ぷらのサクサク感を残すため、うどんはあえて“かけ”ではなく“ぶっかけ”に。牛たん茶漬けから連想して“出汁が出る”をキーワードに、うどんのつゆ(出汁)はやさしい味つけにしてみました。また、白ごまと黒ごまの香ばしいアクセントを楽しみつつ、ちくわの端から端まで牛たん茶漬けが入っているので、最後まで美味しく食べられると思います」(細川さん)。
Photo : Wataru Kitao text : Moe Tokai
後編は8月26日(木)更新予定です。お楽しみに!
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